hacoの館(2):LIVE & FANMEETINGTOURを通して
はじめましてのご挨拶を書いてからブログを更新しないまま気が付いたら一ヵ月近く経とうとしていました...。
はじめましての人がほとんどだと思います。久しぶりな人はお久しぶりです。
hacoです。
ちょっと2月後半から年度末でずっと仕事が忙しくて、一つ目の記事を途中まで書いていたのも書き切れずに、気づいたら11月から続いていたLIVE&FANMEETINGが終わっていました...(-_-;)
そこで、LIVE&FANMEETINGの千秋楽であった幕張公演から1週間が経った今、一つ目の記事として更新しようとしていた内容ではなく、私が今まで参加してきたファンミの感想を第1回目の記事にしようと思います。
「ファンミでどういうことがあった」というレポートというよりは、僕がこの『LIVE&FANMEETING』に
”どんな想いで参加してきたか” ”Aqoursから何を受け取ってきたか”
ということを伝えていきたいと思いますので、よろしくお願いいたしますm(_ _"m)
1.ファンミに懸けた想い
LIVE&FANMEETING 通称『ファンミ』
今回、僕は大阪、札幌、福岡、上海、名古屋、千葉の6都市11公演に参加してきました。Aqoursが回ったのが9都市21公演なので、半分もの公演に参加したことになります。
正直ここまでの公演に参加するとは思っていなかったので自分自身よく参加したな~と驚いてます…(笑)
そもそも自分で当てたチケットは札幌2日目の昼夜の2枚だけでしたし、最初は「ファンミだし別にいいか~」くらいの気持ちがあったんですけど...
でもそんな気持ちを大きく変えた出来事がありました。
それは「ファンミ」そのものです。
大阪公演初日のLV。これがすべての始まりでした。
大阪公演初日は友人たちとLVを見に行くことにしていて、それはそれで初めての連番で楽しみにしていたので『現地』に自分がいないことの"悔しさ"を「まあ、ファンミだしいいか」と自分の気持ちを曖昧にして流していました。
そんな想いの中、スクリーンの中の会場が暗転し始まった始まったファンミ。
流れてきた曲は『Landing action Yeah!!』
Next Step Projectのテーマ曲。2ndツアー埼玉で最後に歌われた曲。
この曲で始まったことで「あ、本当にファンミが始まったんだな」って感じて。
そして、衣装は『未来の僕らは知ってるよ』
ファンミが開幕する前に、T-SPOOKというイベントで初披露されていましたが、僕はそれに参加することができなかったのでやっと見れたと(スクリーン越しですが)ちょっとうるっと来たのを覚えています。
察しましたよね。笑
これは会場ごとにMCが代わるぞって。
基本的にこういうイベントでMCをするのは伊波杏樹さんなので、なかなかLIVEだけだと他のメンバーがMCをする場面を生で見ることは少ない。
だからこその『ファンミ』だなと感じました。
(トークパートの内容については割愛します。)
トークパートでは様々な企画があり、笑い転げたり、キャストの仕草1つ1つにドキドキしたり、あとはリアルタイムでアニメの放送が進行しいたのでアニメの感想をキャストから直接聴けるたのも凄く良かったと思います。
そんなこんなで連番者とずっと「やべぇよ…」とキャッキャと盛り上がってました。笑
そしていよいよLIVEパート。
2ndツアー埼玉以来のLIVEだったので、どんなパフォーマンスをしてくれるのだろうとワクワクしていました。
最初の曲は衣装と同じ『未来の僕らは知ってるよ』
アニメ放送中にキャストがアニメとリンクして踊るところを見れるというのはこれまでになかったことだったので、本当にそこに'''キャラクターのAqours'''がいて、「同じ時間を一緒に駆け抜けてるんだ」と強く感じました。
これが「ラブライブ!」なんだって。
興奮冷めやらぬまま次に歌われた曲は『HAPPY PARTY TRAIN』
いや、まさか歌うとは笑
2ndツアーのタイトルがこのHPTだったので、やらないだろうと勝手に思っていたんです。
でも、歌詞を聴いたときに気づきました。
レールはどこまでつながるか まだまだわからないね ずっと走っていたい PARTY TRAIN
そういうことかと。
Aqoursのレールは2ndツアーが終わっても「つないでいくもの」「ずっと走っていくもの」
2ndツアーが終わって「はい、おしまい!」ではなく、このファンミも''終わらない旅''の途中なんだと。
そしてこのファンミ大阪公演も1つの『乗車駅』なんだと。
ファンミの始まりでこの歌を歌ったというのはとてもAqoursらしいなと思いました。
そのあとのセトリも『Daydream Warrior』『スリリング・ワンウェイ』といった2ndツアーを思い出させるようなもので、感情のメーターが振り切れて記憶をなくすくらい盛り上がりました。(笑)
もうここまででも「ファンミやべぇ!!」ってなっていたのですが、一番''やばいな''と思ったのはやはり『Landing action Yeah!!』
遠くから聞こえたよ ここにおいでって
誰の声かはわからない でも聞こえたよ
まだまだいっぱいあるんだ 話したいこと
待ってるだけじゃ 伝わらない だから来たのさ
この歌詞、「Aqoursが僕らに呼ばれて会いに来てくれた」という意味だと思います。
それはAqours自身がMCでも「会いに来たよ」と言ってくれてることです。
でも、それは"僕も同じ"なんです。
待ってるだけじゃ伝わらない だから来たのさ
Aqoursが「会いに来てくれてる」のに、「想いを伝えに来てくてる」のに、
自分がその場所に行かないと、「待ってるだけ」だと、「想いは伝わらないし伝えられない」んだって強く感じたんです。
始まる前に曖昧にして流した自分の気持ち。
現地に行けなくてやっぱり『悔しかった』んです。
だから「ちゃんと想いを伝えに行こう、待ってないで行こう!」と決めました。
もちろん、現地に行くことが全てではありません。
お手紙を出したり、イラストを描いたり、フラスタを出したり…
想いの伝え方、表現の仕方はそれぞれです。
でも僕はどうしても「自分の声で直接Aqoursに『ありがとう』を言いたかった」んです。
μ'sのときがそうだったように、この先Aqoursにもいつか最後の日が来ます。
そのときに「あのときAqoursにありがとう言えなかったな…」って思いたくなかったんです。
「後悔」したくなかったんです。
キャストの方々はAqoursではなく、一人一人個人としても活動してます。
はっきり言って"キャスト''に直接的何か言うならその場所でもいい。
でも『Aqours』として、『高海千歌役の伊波杏樹』としての伊波杏樹さんに、高海千歌に、『ありがとう』を直接言えるのは『ラブライブ!』の現場しかないんです。
だから今回このファンミでやっていた「お見送り」は本当に有り難い企画で。
「お渡し会」や「スタンプ会」はLIVE以上に倍率が高く、正直かなり運が良くないと当たらないものです。
ファンミはそういうイベントよりも行きやすいですし、話せる時間はほんと数秒だけですがそれでも想いを伝えられる。
「だったら行こう」
そう決めました。
たぶん、ここで本気出して行かなければいつか絶対後悔する。
だから「自分の行ける場所は全部行ってやる」
そういう想いでファンミに向き合うと心に決め行動しました。
2.はじめてのファンミ
次の日、大阪2日目の夜公演。
もちろんチケットはなかったんですが、諦めず最後まで探した結果、連番枠の空いてる人がいて助けてもらう形で現地に行くことができました。
席は3階だったのですが、そんなこと感じないくらいにステージが近い!
表情なんかもよく見えて、それこそ『Aqoursと遊んでる』ようでした。
特に『Landing action Yeah!!』の振りふけ、本当に楽しんですよ。
サビの手拍子がショートVer.は頭の上、それがフルVer.だと両隣の人に向かって手拍子してて、それはまるで「みんなと会えて嬉しいね、楽しいね」とキャスト同士確かめるように。
次の手招きの振り付けでは両手を大きく上げたり、耳の横で小さくやったり。
それは遠くのお客さんにも見えるように、そして「こっちに楽しいことあるよ!」と友達を誘うかのように感じました。
最後の両手で手で"LとL"を作ってそれを合わせて♡を作る振り付けは
「キャスト(L)とファン(L)が出会ってそこに"愛(♡)"が生まれる」んだよとAqoursに言われてるようで、一緒に踊ってるだけで本当に楽しくなる、そういう曲でした。
本当にLaY!!はこのファンミにピッタリな曲だなとここで改めて感じました。そしてこの先何度もこの曲に泣かされることになります...(笑)
そして『お見送り』
「ありがとう」を伝えたいと言いつつ、どうすればいいかわからないままお見送りのステージにいくと…
Aqoursがめちゃくちゃ近い!!
いや、テーブル1つ挟んで目の前にAqoursがいて完全に頭の中真っ白ですよ(笑)
そしたら目の前にあいきゃんこと小林愛香さんがいて。
咄嗟に出た言葉が「あいきゃん大好き!!」
「いや、何の告白だよ!Aqoursにありがとうを言うんじゃなかったのかよ」とあとで自分にツッコミました()
でもあいきゃんは身を乗り出しながら
「ありがとー!」
と、最後まで手を振っていてくれて。
それがめちゃくちゃ嬉しくて。
「『ありがとう』って言いたいのはこっちだったのに、また『ありがとう』って言われちゃったなぁ…」と思いつつも、やっぱり嬉しかったんです。
本当にAqoursにはいつも元気とか笑顔を貰ってるなぁと。
でも、頭が真っ白になった状態のときに咄嗟に出た言葉も(むしろそっちの方が)本当に伝えたい想いだったと思うので、そこは伝えられて良かったと思ってます。
(ちなみに次の場所、札幌ではちゃんとAqoursみんなに「ありがとう」を伝えることができました!)
このようにして初めての現地でのファンミを終え、最終的には友人の助けや、連番に入れてもらう形で6都市11公演を走りきったのです。
3.新たな出逢いと再会
そんな感じに始まった僕のファンミですが、このファンミ、Aqoursとの想い出だけでなく、いろんなものを僕にくれました。
それは『人との繋がり』です。
今回、全国各地を回ったこと、さらには上海ツアーにも参加したことで新たな出逢いが多くありました。
特に上海ツアーでは、1人で参加していたため、この出逢いというのがとても強く印象に残っています。
上海でのホテルは基本的に僕のように1人で参加してる人同士で相部屋になります。
ここで同じ部屋になった人がとてもいい方で。
最初に軽く自己紹介してから話はすぐに『ラブライブ!』へと移り(それはそう)、
どんな想いでラブライブ!に参加してきたか、推しへの想い、キャラへの想い、μ's、そしてAqoursへの想い…
などなど、部屋に入ってからオプショナルツアーで上海で開催されてた『ラブライブ!展』に出発するまでの2~3時間は語り合いました。(笑)
なんか、そういうのが凄く楽しいんですよ。
お互い全然知らない人なのに、参加してきたイベントってのは同じで、同じステージを見てきたっていう共通点があるから
「あそこの演出がエモくて~」
「わかる!そうなんですよね!」
という感じにすぐにわかりあえる。
「考え方は違っても受け止めてる想いは同じなんだな」っていうのを感じて凄く嬉しくなるんです。
そういう出逢いが千葉公演のときにもありました。
僕にはいつも行動してる仲間がいるんですが、その中の1人が「新しく紹介したい人がいる」と言って連れてきた人がいて、
その方は「千歌推し」で「伊波杏樹さん推し」の人だったんですが…。
まぁ、それは凄い『ラブライブ!』への熱、想いがあって。
僕の方もそういう人に出逢えたことでテンションが上がってしまい、べらべらべらと話が止まらなくなっちゃったんです。(笑)
「ちょっと話し過ぎたかな…」と心配になっていたんですが、その方は「話せて楽しかった」と言ってくださって。
上海のときもそうでしたし、千葉でも同じように、そういうのが凄く嬉しいんですよ。
今までお互い知らない人たちなのに、『ラブライブ!』が好きな想いは同じで。
それがあるから出会ったばかりでも自然と話がわかりあえる。
このときある言葉を思い出したんです。
それは約3年前、ちょうどμ'sがファンミをやってたときです。そこで内田彩さんが言った言葉
『ラブライブ!を知った時期は違うかもしれない。でも一人一人にラブライブ!がある』
この言葉がすごく好きで、まさにその通りだなと。
一人一人に自分のラブライブ!がちゃんとあるんです。
ラブライブ!ってコンテンツ自体がメディアミックスされているものなので、例えばアニメから入ったり、スクフェスから入ったり、巷ではスクコレなんかも人気ですよね。
その中でストーリー考察が得意な人、推しへの愛情がすごい人、好きな曲の意味をひたすら考える人、と一人ひとり見てるのもは同じでも感じ方、考え方は全然違ってて。
だからこそ、面白いんです。
自分に持ってない考え方を持ってる人の話を聴くと「そういう考えもあるのか!」と新たな見方をすることができる。
そういう自分には持ってないものを持ってる人出逢うというのはとても意味のあることなんです。
結局こういうのってパズルのようなもので、自分にないピースを、他人からの話を聞いて埋めていく。そうやって自分の『ラブライブ!』というパズルを完成させていく。
これも一つの『みんなで叶える物語』なんです。
話には出しませんでしたが、今回のファンミでは多くの新しい出逢いと再会がありました。もう会わないかなーと思ってた人とも千葉公演のときに再会できたり。
そのとき感じたのは、大阪でHAPPY PARTY TRAINを聴いた時に感じた『レールはつがってる』ということ。
Aqoursが『レールをつげてくれたからつがった先で出逢えたもの』だったんです。
Aqoursがいなければ出逢ってなかった。
でも逆に言うとそれはAqoursがいたから、ラブライブ!が好きだったから、そういう想いを持ってる人同士が『好き』という見えない力で『引き合わされた』んです。
このように、Aqoursがくれたものは『Aqoursと自分のつながり』だけじゃなく、『ファン同士のつながり』もあるなとファンミを重ねる毎に感じていきました。
3.千秋楽『やりのこしたことなどない』
初めに話したとおり、僕は「後悔したくない」という想いで4ヶ月間Aqoursを追いかけて過ごしてきました。
その想いが報われたというか、叶ったのかなと思ったのがファンミの最後の場所・千葉公演です。
みなさんもすでに知ってるとおり、千葉公演では『勇気はどこに?君の胸に!』の2期11話Ver.の合唱が行われました。
この曲はみんなの心に深く刻まれたと思います。
そんな『勇気はどこに?君の胸に!』は僕にとってとても大切な1曲でして、
元々アニメ2期1話で聴いたときから、駆け抜けていくような爽やかなメロディーと『Aqoursの強い意思』を感じる歌詞が見事にマッチしていて、凄くいい曲だなとすぐに大好きになりました。
そして、発売日に初めてフルで聴いたときにある歌詞を見て、大好きだけでなく本当に大切な1曲になりました。
それは
やり残したことなどないそう言いたいね いつの日にか そこまではまだ遠いよ だから僕らは頑張って挑戦だよね
ずっと「後悔したくない」という想いでAqoursに向き合ってきた僕にとってこの歌詞はまさにその通りだったんです。
友達に「よくそんなにファンミ行けるね、凄いわ」って言われてたんですが、その度に「最後に『やりのこしたことなどない』そう言いたいから行ってるんだよ」と言ってきました。
実は、僕が働いてる業界的に2月3月は繁忙期で、本当は名古屋公演も幕張公演も参加できないと最初から諦めてチケットの応募すらしてなかったんです。
上海ツアーに参加したのもその代わりで。
「どうせ名古屋も幕張も行けないなら上海行こう」って行ったんです。
でもAqoursとの時間を過ごしてるうちに
「ここまで来たらやっぱり最後まで行きたい」って思って。
特に幕張公演前は毎日6時間くらい残業して何とか2日間の休みを確保しました。
「何としてでもAqoursと駆け抜けたファンミを最後まで駆け抜けたい」と。
そんな想いを持ちながら参加した最後のファンミ。
そこで歌われた『勇気はどこに?君の胸に!』は、アニメのEDという枠を飛び越え、
ラブライブ!サンシャイン!!のストーリーと、現実でのこれまでAqoursと駆け抜けてきた日々とこれから過ごすであろう日々がリンクすることで、
僕の心を揺さぶり、今までのLIVEの中で一番泣いたんじゃないかというくらい泣かされした。
ただ、幕張公演初日にこの曲を合唱すると悟ったときに、ふと頭を過ぎったのが
「何で3rdツアーの目玉曲となるこの曲をファンミでやるのか。本当にここで歌ってしまっていいのか。」
という迷い。
でも、そんな不安や迷いのような気持ちはAqoursがこれまでしてきたこと、これからしていくことを考えたらすぐに消えてなくなりました。
ここまで、ファンミは『Next Step Project』としてやってきました。
そして今回発表された『Hop! Step! Jump! Project』
HAKODATE UNIT CARNIVALも3rdLIVEツアーも新しいProjectとして始まっていきます。
つまり、歌詞の通りに「やりのこしたことなどない」そう言う日はまだ遠いんです。
まだまだ先なんです。
その日が来たときに「やりのこしたことなどない」って言うために今『僕らは頑張って挑戦』するんです。
Aqoursは次のステージに進み、挑戦を続けていきます。
この合唱は3rdツアーのときに歌われるより、次のステージある函館UCや3rdツアーにつなげるための、新たな挑戦向けての曲なんです。
だからあの場で歌うことに意味があった。
そしてこの4ヶ月、僕が本気でファンミというイベントに参加してきた''意味''がわかった気がしました。
最後のステージは涙で何も見えませんでしたが、それでもしっかりとAqours9人と会場のラブライバーたちの姿を目に焼き付けることができたと思ってます。
いつの日か、3月11日というあの日、あの瞬間、そしてこれまで駆け抜けた日々が素晴らしい想い出として蘇らせることができるように。
4.最後に
以上が私がこの4ヶ月間のAqours LIVE & FANMEETINGに「参加した想い」と「参加してきて感じたこと」です。
他の方が書かれてるようなファンミの情景が思い浮かぶレポートではないですが、Aqoursに対しての僕の想いを正直に書いたつもりです。
本当はまだまだ小話などあるんですが、今回は特に伝えたかった想いを書きました。
なかなかブログを書くことに慣れていないので読みにくかったり、文章がおかしかったりするかもしれませんがここまで読んでいただいた皆様には本当に感謝しております。
そして楽しい時間、素敵な景色、かけがえのない想い出、大切な仲間をくれたAqoursのみなさん、本当にありがとうございました。
次は函館でお会いしましょう!